ペットを飼っている方はすでに対策されている場合がほとんどですが、これから犬猫を飼う、これから犬猫を増やす可能性がある場合は、犬猫ストレスケアを考えずにいると、人間と犬猫双方にストレスが強くかかってしまう事も考えられます。

特に怖いのが犬猫がストレスを抱えることで、怒る、吠えグセ、噛み癖、皮膚の病気、体調不良、人間の寝不足、アレルギー反応などで、生活に直接影響してきてしまうので、できる限り犬猫のストレスを増やさないような工夫が必要です。

諒設計アーキテクトラーニングの犬猫ストレスケア資格講座では、ストレスケアの方法、知識について学ぶことが可能で、ペットとの付き合い方が大幅に改善され、最高のパートナーとしての関係を築けるようになるでしょう。

飼育経験のない方は特に、先に犬猫の気持ちを知り、どんな鳴き方、挙動が何を意味しているのか理解していないと、ケアが難しくなってしまいます。また、この仕草については個体差があるので一概には言えない部分もあり、経験が必要となります。

個体によっては一般的に知られた甘える時の鳴き方が異なっていても、甘えの意思表示をしている場合など、特殊なケースもあるため、ペットと向き合い、実践を通して個性も理解しつつ、お世話やしつけをしていく必要があります。

いぬの気持ちを理解しよう

犬の気持ちは他のペットに比べると分かりやすく、吠え方、しっぽの様子、目つきなどから概ね判別が可能です。犬は元々群れで暮らす狼のようなもので、グループで行動する事が多かったため、感情表現が豊かです。

嬉しい時、怖い時、嫌な時など、ハッキリ行動で示してくれるため、初心者でも比較的お世話は難しく無いでしょう。ただし、飼い主の家族を下に見るようになったり、飼い主に従順すぎるために我慢しすぎてしまい、ストレスになってしまうことはあるため、基本的に犬は我慢して暮らしていると考えてあげたほうが良いでしょう。

アレルギー、ノミ、ダニなども発症するとかなり大きなストレスになるので、できるだけ余計なストレスがないように、散歩にも連れていき、時にはキレイなドッグランで一緒に遊んであげる必要もあります。

また、ある程度は一人遊びを覚えさせないと人間の生活に支障をきたしてしまうこともあるので、あくまでもバランスが大切です。

犬は必然的に、飼い主と接している時間が長い方が良いものです。そのため、犬にはあまり孤独を感じさせず、人間は犬のお世話ばかりに時間を取られないようにし、仕事や家事もしっかりとこなしつつ上手に暮らしていけるような配慮も必要でしょう。

ねこの気持ちを理解しよう

猫の気持ちはとらえづらいものではありますが、信頼している相手に対してはものすごく甘えるものです。寂しがり屋でありながらも、孤独を愛する自立心強めの生き物なので、構いすぎるのはよくありません。

猫は犬ほどお世話しなくても十分ではありますが、猫から「遊べ」と寄ってくる時「なでろ」と寄ってくる時には、しっかり相手してあげないといけないような場合があります。えさのねだり方も激しいので、餌の時間を決めてあげると良いでしょう。

人間に撫でられるのが嫌な子と、撫でられても嫌がらないこの差は、主に子猫時代の人との関わり方によって差が出てきます。子猫の時に人を信頼できなかった場合は、大人になってから飼育されても人間をなかなか信用しないので、慣れさせるのに時間がかかります。

猫も犬と同じく、しっぽと鳴き方で感情は概ねわかるものですが、猫が独りで屋内を散歩している時にどんなストレスを受けているかはっきりしないこともあります。そのため、皮膚の様子、ノミ、ダニ、肉球の様子、鼻の濡れ方などを見て、ストレスに耐えているのかどうか確かめましょう

人間を信頼していないうちは、あまり体を触らせてくれないので、ボディチェックも簡単ではありません。信頼関係を築けていないと、十分なお世話ができないのが猫の難しいところです。

動物にもストレスがあることを理解しよう

犬猫にもハムスターにも文鳥にも感じるストレスというものはあります。このストレスは自然界にいても感じるものですが、特に人間によって束縛されるものから受けるストレスは、動物たちにとってとくに苦痛になってしまいます。

元々群れる習性がない動物が常に人間と一緒に過ごせるようになるには、それなりの訓練と慣れが必要で、簡単なことではありません。

犬猫はまだ人間に触れ合うチャンスが多いので比較的無難と言えるのですが、家庭環境に寄ってはストレスを感じやすい家の作り、狭い空間でのストレスなどを感じてしまうこともあり、犬猫に合わせた生活空間を確保する必要があります。

特に猫は犬に比べると用意すべきものが多いので大変です。犬も広いスペースが必要になる上、ブラッシングをこまめにしてあげないと抜け毛がすごくてやるべきことが多いです。

カーペットやマットレスなどもすぐに毛だらけになってしまうので、掃除の手間が一気に増します。そこで掃除をしないでいると、ノミやダニが発生して犬にも猫にも人間にもストレスが加わるようになってしまうので、このような犬猫ストレスケアは非常に大切なものと言えます。

犬猫のストレスに気づくには

犬や猫のストレスに気づくためには、そもそも知識がなければいけません。どんな時にストレスを感じるのか、ストレスを感じている時どんな仕草を取るのか、知識が無いことにはわからないものです。

言葉で教えてくれるわけではないので、犬や猫なりの意思表示に人間が気づいてあげる必要があります。そのための知識を身につけるのに、犬猫ストレスケア資格講座を受講することは効率的と言えます。

犬猫のストレス、対処法、病気になってしまった時の対処なども学べるようになっており、これからペットを飼う方も、トリマーとして犬猫に触れ合う方にもおすすめです。

猫の場合は特に、複数一緒に飼育すると縄張り争いで喧嘩をし、それがストレスになってしまうことがあります。最初から慣れていないと多頭飼いのストレスはかなり大きくなってしまうので、工夫や対策が必須です。

犬の場合も猫の場合も同じで、個体差もある中でストレスケアを実践していく必要があるので、ある程度の経験も必要です。まずは犬猫ストレスについて学び、知識を得てから、個体ごとの差にも対応できるように実践していくのが良いでしょう。

諒設計アーキテクトラーニングの通信講座では最短2ヶ月で資格取得まで可能となっています。また、スピーディーに犬猫のストレスについて学べる上に、自宅で学習するタイプなので、飼っている犬猫にすぐにその知識を応用させられます。

犬猫のストレスが強い時にすべきこと

犬のストレスが強くなっている場合は、しっかりと散歩に連れて行ってあげて、えさの種類も変えるようにする必要があります。

グルテンフリーの餌に変えることで日々のストレスが減らせる可能性があり、部屋をきれいに掃除し、散歩もしっかりと行い、犬としっかりと向き合っている限り、それほどストレスを抱えることはないでしょう。

すでにかきむしり跡ができてしまっているような場合は、しっかりと治療をし、完治させてあげましょう。ちょっとした傷口から感染症を引き起こし、痒さからさらに掻きむしってしまうこともあるので、清潔さを維持する事も重要です。

猫のストレスが強くなっている場合も、餌の種類を変えて、猫が独りになれる時間と場所を作り、トイレも寝床も清潔にし、香水やファブリーズなどの使用は控えると良いでしょう。

猫は体温調節が苦手な生き物なので、冬場は特にストレスを感じることが多いです。生活環境が狭い場合、猫と全く遊べていない場合は、遊びが足りなくてストレスを抱えている可能性も高いと言えるでしょう。

犬の場合と同じようにしっかり猫と向き合い時間を増やさないといけません。高いところに登れるキャットタワーなどを用意してあげても良いでしょう。

【感想】家の猫が噛みつかなくなった

家で飼っている猫は子猫の時に人の手で遊ぶことを覚えてしまって、噛み癖がなかなか直らずにいました。おもちゃでも遊びますが、じゃれる感覚で人の手も噛み付くので、腕はキズだらけになってしまい、見苦しい状況になることもありました。

しかし、猫の感染症が人に感染することもあると雑誌で見てからは猫に甘噛もあまりさせないようにし、ついでにきちんと猫のことを学ぼうと思ってこの講座に出会いました。

犬は飼っていませんが、猫のストレスケアを学べればと思って受講しました。ストレスケアと、しつけの事を合わせて学べたので、どんなしつけがよくて、しつけとともに猫が受けるストレスなども大体わかり、ストレスを抱えさせずに猫にしつけをして、とりあえずは手で遊ばなくなってきました。

ただ、年齢も年齢で遊ばなくなっただけのような気もしていますが、老猫のストレスケアや病気予防なども少し学べたので役に立っています。犬のストレスケアも学べたので、ペットショップなどでアルバイトをしたり、トリマーの仕事を目指してみるのも良いのかなと思えるようになりました。

自分の可能性が広がり、自分の好きな猫、動物の事を少し深く知れたので、ぜひこの知識を仕事にも生かしていきたいです。

【感想】ペットトリマーとしてまたひとつ成長した

ペットのトリミングを仕事にしているのですが、時々預かる猫ちゃん、ワンちゃんが、物凄くストレスを抱えていて、毛が部分的に剥げているようなことも何度かありました。

虐待までは疑いませんが、ストレスがある状態、病気に気づけていない場合は、トリミング中に気づくので、そのたびにアドバイスをするのですが、ただのトリマーの意見はなかなか飼い主さんには届かないようです。

そこで、心苦しく感じて取得したのが犬猫ストレスケア資格です。人間はやはり肩書きに弱いようで、通信講座で取得できるものでも資格があって、それを元にアドバイスされるとしっかり動物病院に言ってくれるので、次にトリミングに来る時にはたいてい病気らしきものは治してきてくれます。

犬や猫は自分の置かれた環境の中でしか生きず、我慢もしてストレスを抱え込むことがあるので、きちんと飼い主がそのストレスに気づけるようになってほしいです。

トリミングしている職場でも飼い主にそうしたアドバイスができるとリピーターが増えてくれるようで、取得した資格が活躍しています。

トリマーとして、マネージャーのような立ち位置に立たせてもらえて、一フロア任せられるようになり、一定の飼い主さんからの指名ももらえるようになって、仕事に関しては資格のおかげでかなり安定したように感じています。