猫がやたらうるさく鳴く原因とは?

昼間はもちろん、飼い主が寝ている夜中や朝方に、猫がやたら鳴くとだれもがうるさいと感じます。しかし、猫がいつも以上にやたら鳴くには、何かしらの原因があるはずです。

猫がやたら鳴く時の原因と対処法

たとえばご飯がほしい、外へ行きたい、寒い、熱い、寂しいなどを理由にやたら鳴くことがあります。また、発情期になるとメス猫はうるさいほど大きな声で鳴き、オス猫を引きつけるために鳴き続けます。

しかし、あまりにもうるさいからといって、叩いたり、怒鳴って叱りつけることなどは絶対にしてはいけない行為です。そのような時は、ただ無視するのが効果的です。

無視することで猫は鳴いても相手にしてもらえないことを認識し、鳴くことをやめるでしょう。そして、猫が静かにしている時に、たくさん遊んであげるようにしましょう。

ストレスが原因でやたら鳴くときの対処方法とは?

ストレスが原因でやたら鳴く場合、その原因を見極めて、取り除くことで改善されます。たとえば飼い主との遊びやコミュニケーション不足、引っ越し、新しい家族が増えた、見知らぬ人の訪問、長時間の留守電による寂しさなどに猫はストレスを感じます。

愛猫が何を訴えて鳴いているのかを理解してあげられるのは、飼い主だけです。是非、愛情をたっぷり注いで、不安や緊張を取り除いてあげましょう。

鳴き癖がつかないようにしつけよう!

猫は1匹で過ごす時間が長いと、寂しさから飼い主の気を引くために過剰に鳴くことがあります。また、室内で飼われている猫の場合、行動範囲が限られてしまっていることで運動不足やストレスがたまり、遊んでほしくて鳴き続けることもあります。

飼い主が家にいるときはおもちゃを使って積極的に遊ぶと、愛猫もストレスが発散されて、鳴くことが少なくなり、鳴き癖も改善されるでしょう。また定期的なブラッシングでスキンシップを増やすことも効果的です。

このように寂しさや遊びたいという気持ちを表現するために鳴くことに加え、体調が悪い時に鳴き続けることもあります。まず外見をチェックしてみましょう。もし目立った傷がなければ、体の内部に異変が生じていることが考えられます。

早めに動物病院を受診しましょう。さらに避妊や去勢手術をすることもひとつの方法です。特に発情期はうるさいほど鳴きますが、手術をすることで鳴き声が小さくなったり、あまり鳴かないおとなしい子になれます。